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関節液(読み)カンセツエキ

世界大百科事典 第2版の解説

かんせつえき【関節液 synovial fluid】

関節腔に存在する組織液の一種であるが,そのおもな役目は,潤滑,すなわち関節の運動が低摩擦で行われるための潤滑剤としての役目と,関節軟骨栄養の維持の二つである。関節軟骨には血管がなく血液の供給が得られないので,関節液が代りに栄養を供給している。正常関節では関節液の量はきわめて少なく,ひざのような大きな関節でも数cc以下にすぎず,その採取は困難である。正常関節液は,透明で淡黄色を呈し,きわめて粘稠(ねんちゆう)性に富んでいる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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