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陽起石 ようきせきactinolite

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

陽起石
ようきせき
actinolite

アクチノ閃石または緑閃石とも呼ばれる。カルシウム角閃石類の一種。 Ca2(Mg,Fe2+)5Si8O22(OH,F)2 で示される連続固溶体系列 (透閃石-陽起石系列) のうち,マグネシウム端に近いものを透閃石といい,鉄(II)端に近いものを鉄陽起石,中間の Mg/Fe2+ 比を有するものを陽起石という。単斜晶系。比重 3.02~3.44,硬度5~6。光学的性質は Mg/Fe2+ 比により大きく変化する。塩基性または中性の火成岩起源のうちで,変成温度の比較的低いもの (緑色片岩相,藍閃石片岩相,葡萄石-パンペリ石変成グレーワッケ相などの一部) に主成分鉱物として出現する。

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百科事典マイペディアの解説

陽起石【ようきせき】

アクチノセン石,緑セン石とも。角セン石の一種。単斜晶系で結晶は柱状または針状,しばしば大型結晶が放射状に集合して産する。緑色半透明でガラス光沢がある。組成はCa2(Mg,Fe2(+/))5Si8O22(OH,F)2で,Mgに富む透セン石とFe2(+/)に富む鉄陽起石との中間的組成をもつ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

陽起石
ようきせき

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世界大百科事典内の陽起石の言及

【アクチノセン石(アクチノ閃石)】より

…アクチノ角セン石,緑セン石あるいは陽起石ともいう。カルシウム角セン石の一つで,化学組成はCa2(Mg,Fe2+)55Si8O22(OH)2で表される鉱物。…

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