デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「隆覚」の解説 隆覚 りゅうかく 1074-1158 平安時代後期の僧。承保(じょうほう)元年生まれ。源顕房の子。法相(ほっそう)宗。興福寺大乗院の隆禅に師事。嘉承(かじょう)元年(1106)維摩会(ゆいまえ)の講師。薬師寺,法華寺の別当をかねる。保延(ほうえん)4年(1138)興福寺別当となるが寺内の争いにかかわり退任。のち再任された。保元(ほうげん)3年6月4日死去。85歳。通称は密厳院僧正。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例