延久(読み)エンキュウ

大辞林 第三版の解説

えんきゅう【延久】

年号(1069.4.13~1074.8.23)。治暦の後、承保の前。後三条・白河天皇の代。

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日本の元号がわかる事典の解説

えんきゅう【延久】

日本の元号(年号)。平安時代の1069年から1074年まで、後三条(ごさんじょう)天皇、白河(しらかわ)天皇の代の元号。前元号は治暦(ちりゃく)。次元号は承保(しょうほう)。1069年(治暦5年)4月13日改元。後三条天皇の即位にともない行われた。『書経(しょきょう)』または『尚書(しょうしょ)』を出典とする命名。1069年(延久1)、違法な荘園を取り締まる「延久の荘園整理令」が発布された。150年前の醍醐(だいご)天皇の治世から、新天皇が即位するたびに限定的な荘園整理令が出されてきたものの、延久の荘園整理令は全国の荘園を対象にした初の取り組みとなった。また同年、太政官に記録荘園券契所が設置された。1072年(延久4)、後三条天皇は「斗枡(としょう)法」を制定し、年貢などを測る基準となる公定の枡(ます)を定めた。

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精選版 日本国語大辞典の解説

えんきゅう エンキウ【延久】

平安時代、後三条、白河両天皇の代の年号。後三条天皇即位により、翌年の治暦五年(一〇六九)四月一三日改元。延久六年(一〇七四)八月二三日に至り次の承保に代わる。出典は「尚書‐注」の「我以道惟安寧王之徳、謀欲延久」。

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