隆雅(読み)りゅうが

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「隆雅」の解説

隆雅(1) りゅうが

?-1357 鎌倉-南北朝時代の僧。
真言宗延慶(えんきょう)2年京都安祥(あんしょう)寺の成慧(じょうえ)に灌頂(かんじょう)をうけ同寺住職となる。暦応(りゃくおう)2年東寺長者。僧正延文2=正平(しょうへい)12年6月28日死去。通称は刑部卿僧正。

隆雅(2) りゅうが

1388-1466 室町時代の僧。
嘉慶(かきょう)2=元中5年生まれ。法相(ほっそう)宗。奈良薬師寺北戒壇院の坊舎地などを長雅(ちょうが)からゆずられる。応永17年薬師寺別当,31年興福寺別当となった。文正(ぶんしょう)元年2月死去。79歳。俗姓久我

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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