ロシア連邦の首都モクスワ市内の南西部、モスクワ川右岸にある丘陵。ロシア語名ボロビヨーブイ・ゴールイ。ジュラ紀の砂岩の上をモレーン(氷堆石(ひょうたいせき))、灰色森林土が覆っている。標高180メートルまでの所が多く、川岸より高さ60~70メートル高くなっていて、川岸に谷が発達している。第二次世界大戦後、モスクワ大学が建設された。丘の展望台から見るモスクワ市のパノラマはすばらしく、観光ルートに入っている。また婚姻届を提出後、新婚カップルが記念撮影をするために友人たちと連れだってよく訪れる。1924~91年までは、革命家レーニンにちなみ「レーニン丘」Ленинские Горы/Leninskie Gorïとよばれた。
[小俣利男]
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...