集団指導制(読み)しゅうだんしどうせい(英語表記)collective leadership

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

集団指導制
しゅうだんしどうせい
collective leadership

権力を複数の指導者が分有し,個人独裁を防止することを目指す体制。主として共産圏諸国内部の指導方式について使われる。特にソ連では 1953年の I.スターリンの死後,G.M.マレンコフ首相が同年3月 15日の最高会議における演説で提唱,N.フルシチョフ,V.M.モロトフ,N.ブルガーニンらによる集団指導制が成立したが,結局はフルシチョフの影響力が強くなり,また 64年フルシチョフの失脚後成立したブレジネフコスイギンポドゴールヌイらによる集団指導制の場合も,のちに L.ブレジネフの役割が大きくなった。

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集団指導制【しゅうだんしどうせい】

共産主義における政治指導原則の一つ。レーニンが共産党の基本的な組織指導の原則として強調した民主主義的中央集権制(民主集中制)の一環である。そこでは広範な大衆組織を基盤としてこれを指導するうえで,党機関は十分な自己批判と相互批判に基づき民主的に運営されなければならない。ソ連では特に1934年―1935年以後スターリンに対する個人崇拝の風潮が出たが,彼の死後1956年のソ連共産党第20回大会で改めてこの原則が再確認され,用語も一般化した。
→関連項目スターリン批判

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