雛菊(読み)ヒナギク

デジタル大辞泉 「雛菊」の意味・読み・例文・類語

ひな‐ぎく【×雛菊】

キク科多年草。群生し、葉はへら形。春、高さ約10センチの花茎を伸ばし、淡紅・紫紅・白色などの頭状花を開き、秋ごろまで咲く。ヨーロッパ西部の原産で、観賞用。延命菊延齢客えんれいかくデージー 春》「小さき鉢に取りて―あざやかに/温亭
[類語]黄菊白菊残菊野菊除虫菊矢車菊デージー

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精選版 日本国語大辞典 「雛菊」の意味・読み・例文・類語

ひな‐ぎく【雛菊】

  1. 〘 名詞 〙 キク科の多年草。ヨーロッパ西部原産で明治初年に渡来し、花壇や、鉢植として観賞される。高さ一〇~二〇センチメートル。全体に短毛を散布する。葉は長柄をもち、根ぎわから群がって生え、倒卵形で縁に細鋸歯(きょし)がある。春から秋にかけ、長さ五~一〇センチメートルの花茎を次々と出して、その先端に径三~五センチメートルの頭状花を単生する。舌状花は線形で多数あり、淡紅色が普通であるが、白・紅紫・紫色絞り咲きなどがある。中心の管状花は黄色。えんめいぎく。まめぎく。デージー。《 季語・春 》 〔日本植物名彙(1884)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「雛菊」の解説

雛菊 (ヒナギク)

学名Bellis perennis
植物。キク科の多年草

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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