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除虫菊 ジョチュウギク

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デジタル大辞泉の解説

じょちゅう‐ぎく〔ヂヨチユウ‐〕【除虫菊】

キク科の多年草。高さ約60センチ。夏、白色で中央が黄色の頭状花をつける。花はピレトリンを多く含み、乾かし粉末にして蚊取り線香や農業用の殺虫剤の原料にする。バルカン半島の原産。のみとりぎく。しろばなむしよけぎく。 夏》「―島山ちかみ艀(はしけ)来る/桂郎」

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

除虫菊

春に咲く花の子房に殺虫成分が含まれる。「金鳥」ブランドの大日本除虫菊(大阪市)によると、創業者が米国の除虫菊の種子を手に入れ、1890年に蚊取り線香を開発した。荒れ地でも育つことから、瀬戸内北海道など全国各地で栽培された。戦後、化学物質が殺虫成分の主流となり、除虫菊は産業としては栽培されなくなった。

(2013-10-30 朝日新聞 朝刊 香川全県 1地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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栄養・生化学辞典の解説

除虫菊

 キクの一種に虫を殺す作用のある物質が含まれ,虫よけとして使われる.成分としてはピレトリンI,II,シネリンI,IIが知られている.

出典|朝倉書店
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大辞林 第三版の解説

じょちゅうぎく【除虫菊】

キク科の多年草。バルカン半島原産。日本には明治初年に渡来し、全国で栽培された。高さ約50センチメートル。葉は卵形で羽状に深裂する。初夏、径約3センチメートルの白色の頭花をつける。全草、特に頭花に殺虫成分のピレトリンを含み、蚊取り線香や殺虫剤の原料とする。蚤のみ取り菊。シロムシヨケギク。 [季] 夏。

出典|三省堂
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