六訂版 家庭医学大全科 「離脱症状とは」の解説
離脱症状とは
(こころの病気)
中枢神経系を抑制する作用のあるアルコール、ベンゾジアゼピン類、アヘン類などで認められる身体依存の徴候です(表7)。薬物を使用し始めのころは、体内から薬物が消失していくと、急性効果が消失するだけですが、反復使用していくうちに、身体依存が形成されて、当初はなかった薬物特有の身体・精神症状が現れます。
連用している薬物を完全に断った時に現れる症状を
アヘン類では、あくびが盛んに出て、
通常、これらの離脱症状は、類似の作用をもつ医薬品に置き換え、それを
出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報