中国、山東(さんとう/シャントン)省益都(えきと)の南東7.7キロメートルにある石窟寺院。山の中央部、山頂に近い所に洞門があり、雲が出入りするので雲門の名がある。その造営は、内部の壁間に刻まれた開皇(582~600)の年号をもつ造像記が示すように、隋(ずい)代初期に始まる。断崖(だんがい)に刻まれた巨大な「壽(じゅ)」の刻字(明(みん)代)を右にみて洞門を入り、山の南面に出ると、断崖に沿って5個の石窟が並ぶ。西端に唐碑があり、東に向かって並ぶ2窟が隋代、洞門近くの岩の上方に並ぶ3窟が唐代の窟である。第1窟の本尊座像はとくに有名だが、頭部を欠いている。山頂からの眺めはすばらしく、対峙(たいじ)する駝山(だざん)石窟の全貌(ぜんぼう)をみることができる。
[吉村 怜]
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