電気冶金(読み)デンキヤキン

デジタル大辞泉 「電気冶金」の意味・読み・例文・類語

でんき‐やきん【電気冶金】

電力を利用して行う金属精錬電気分解を利用する電解冶金と、電気抵抗に基づく発熱作用を利用する電熱冶金がある。電気精錬

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精選版 日本国語大辞典 「電気冶金」の意味・読み・例文・類語

でんき‐やきん【電気冶金】

  1. 〘 名詞 〙 電気エネルギー還元剤燃料の代わりに用いて金属の精錬を行なう方法電流化学作用を利用して純金属を得る電解精錬と、電気炉による高温還元反応によって純金属を得る電熱冶金がある。〔稿本化学語彙(1900)〕

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百科事典マイペディア 「電気冶金」の意味・わかりやすい解説

電気冶金【でんきやきん】

電気エネルギーを利用する冶金全般をいい,代表的なのは電解製錬ほかに電力を熱源とする各種の電気炉で製銑製鋼,各種金属の溶解加熱,合金,フェロアロイ製造などが行われる。

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改訂新版 世界大百科事典 「電気冶金」の意味・わかりやすい解説

電気冶金 (でんきやきん)

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世界大百科事典(旧版)内の電気冶金の言及

【冶金】より

…19世紀に入るとマグネシウム,アルミニウム,チタンなどの軽金属が登場する。1807年にH.デービーによる溶融塩電解実験で金属カリウムが得られたことに始まる電気冶金(電解製錬技術)の誕生が,この難還元化合物からの金属製錬を可能にしたのである。金属製錬への電気エネルギーの利用は電気化学という新しい学問の発展を促した。…

※「電気冶金」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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