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地電流 ちでんりゅう earth current

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

地電流
ちでんりゅう
earth current

地中を流れている微弱な電流。普通は数百m以上離れた2地点に電極を埋めて,自然の電位差を測定して地電流の大きさを決める。地電流は地磁気の日変化,年変化に対応して変化しているため,地磁気の変化に基づく誘導電流であると考えられている。

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デジタル大辞泉の解説

ち‐でんりゅう〔‐デンリウ〕【地電流】

地中を流れる微弱な電流地磁気変動で誘導されるもののほか、落雷や、地中の物質や温度の不均一による起電力によるもの、人為的なものなどがある。

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百科事典マイペディアの解説

地電流【ちでんりゅう】

地中に絶えず流れる微弱な自然電流の総称。東西,南北の2方向に数百〜数千m離して電極を埋め,電位差として測定する。ふつう1kmあたり数ミリボルト程度。日変化をはじめ,種々の変化が認められるが,原因は外部地球磁場の変動によって誘導される二次的電流によるものと考えられる。

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世界大百科事典 第2版の解説

ちでんりゅう【地電流 earth current】

地中には常に弱い電流が流れていることが知られており,これを地電流という。電流値を直接測定するのは困難であるので,通常は数十~数百m離して地中に電極を埋め,高入力抵抗の電圧計を用いて,この2点間の電位差として測定することが多い。このようにして測られる電位差を特に地電位差と呼ぶが,地電流と地電位差はしばしば混用される。通常,地電位差の測定値は単位長さ当りの電位差の値(地電場)で表すが,地電流を地電場の意味として用いることも多い。

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大辞林 第三版の解説

ちでんりゅう【地電流】

地中を絶えず流れている微弱な電流。その変化は地磁気の変化と良い対応関係を示す。落雷・漏電などによっても変化する。

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(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

地電流
ちでんりゅう
induction current

地中を流れている自然電流。地殻を構成している土、砂、岩石などはある程度の電気伝導度をもつ。そのため磁気嵐(あらし)や地磁気日変化などの磁場の時間変化が、電磁誘導によって地中に引き起こすのがこの地電流である。電流としては非常に微弱なので、数百メートルから数キロメートル離れた2地点間の電位差として測定する。この電位差は10~1000mV/km(キロメートル当りミリボルト)程度の大きさをもつことが多い。磁場変動が原因で電流が流れるので、地電流の南北成分は磁場の東西成分と、また地電流の東西成分は磁場の南北成分と密接に関係している。これらの成分間の関係を解析することにより、地下の電気伝導度が深さの方向にどのように変化しているかが求められる。この方法をマグネトテルリクスmagnetotellurics法という。[河野 長]

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