霧隠才蔵(読み)きりがくれ さいぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

霧隠才蔵 きりがくれ-さいぞう

講談本に登場する忍者。
大正3年刊行の「立川(たちかわ)文庫」第40編「猿飛(さるとび)佐助」を原型に創作された架空の人物。「真田(さなだ)十勇士」のひとり。浅井長政の家臣霧隠弾正左衛門の遺児。百地(ももち)三太夫から伊賀流忍術の極意をさずかり,真田幸村(ゆきむら)につかえ,兄弟分の猿飛佐助大坂の陣で活躍した。

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大辞林 第三版の解説

きりがくれさいぞう【霧隠才蔵】

真田さなだ十勇士の一人。伊賀流忍術の名人として猿飛佐助とともに活躍。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

霧隠才蔵
きりがくれさいぞう

「立川(たちかわ)文庫」第55編『霧隠才蔵』により創作された架空人物で、「真田(さなだ)十勇士」の一人。江北の大名浅井家の家臣霧隠弾正左衛門の遺児才蔵は、伊賀流忍術の百地三太夫(ももちさんだゆう)に忍術を学び、その極意を受けた忍術名人となる。真田幸村(ゆきむら)の家来となってからは、甲賀流忍術使いの猿飛佐助(さるとびさすけ)と並び、大坂の陣では大活躍、徳川勢を悩ます。[武蔵野次郎]
『『立川文庫傑作選1』(1967・人物往来社)』

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世界大百科事典内の霧隠才蔵の言及

【真田十勇士】より

…安土桃山時代の武将真田幸村(1567‐1615)につかえて,武勇をあらわしたという10人の勇士の総称。猿飛佐助,霧隠才蔵,三好清海入道,三好伊三(いさ)入道,穴山小介,海野(うんの)六郎,筧(かけい)十蔵,根津甚八,望月六郎,由利鎌之助の10人だが,三好清海入道と伊三入道は兄弟とされている。このうち,由利鎌之助,三好清海入道,伊三入道,根津甚八などの名は,《真田三代記》や《大坂夏陣図》などにも見うけるが,〈真田十勇士〉としての武勇伝の数々は,すべて〈立川文庫〉による創作である。…

※「霧隠才蔵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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