精選版 日本国語大辞典 「真田十勇士」の意味・読み・例文・類語
さなだ‐じゅうゆうし ‥ジフユウシ【真田十勇士】
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豊臣(とよとみ)方の知将真田幸村(ゆきむら)の家来、猿飛佐助(さるとびさすけ)、霧隠才蔵(きりがくれさいぞう)、三好清海入道(みよしせいかいにゅうどう)、三好伊三入道(いさにゅうどう)、穴山小助(あなやまこすけ)、由利鎌之助(ゆりかまのすけ)、根津甚八(ねづじんぱち)、筧十蔵(かけいじゅうぞう)、海野六郎(うんのろくろう)、望月六郎(もちづきろくろう)の10人をいう。江戸時代中期に書かれた『真田三代記』には穴山、由利、海野ら3人の名は明記されているが、十勇士が成立して人気を得たのは、明治末から大正初期にかけて発行された「立川(たちかわ)文庫」で創作されてからである。同文庫の玉田玉秀斎、山田酔神のコンビがつくった40冊目の『猿飛佐助』(1914)が大当りしたのを皮切りに、55冊目に霧隠、60冊目に三好清海入道、62冊目に由利、以下六勇士がつくられた。佐助と霧隠の忍術、怪力の清海・伊三入道兄弟、鎖鎌(くさりがま)の由利と、それぞれ得意の武芸で徳川勢を相手にした獅子(しし)奮迅の活躍が爆発的な人気を得た。
[武蔵野次郎]
『『立川文庫傑作選』(『歴史と旅』臨時増刊・1981.7・秋田書店)』▽『桑田忠親著『戦国史談』(潮文庫)』
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