コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

青海勘七 せいかい かんしち

2件 の用語解説(青海勘七の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

青海勘七 せいかい-かんしち

?-? 江戸時代前期の漆工。
元禄(げんろく)(1688-1704)のころの人。粘稠(ねんちゅう)な漆と特殊な刷毛(はけ)をもちいて波文をえがく青海波塗を考案した。その手法は,陸奥(むつ)弘前(ひろさき)藩(青森県)の津軽塗にもとりいれられている。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

世界大百科事典 第2版の解説

せいかいかんしち【青海勘七】

江戸時代前期の塗師。生没年不詳。元禄年間(1688‐1704)に江戸で活躍し,青海波塗を創始。青海波塗法は絞漆(しぼうるし)を薄く塗り,生乾きの間に鋸歯状の篦(へら)や,猪毛または真鍮(しんちゆう)の刷毛(はけ)で波文を描く手法で,漆器や刀装具を塗装したが,図案としての青海波は当時流行して染物や陶器にも応用された。この塗法が有名となり,姓にもなった。後継者には,津軽塗の創始者といわれる池田源兵衛があり,この塗法を伝えている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

青海勘七の関連キーワード王建章劉徽雪村塗師梶川彦兵衛『荘子』篠井秀次(3代)篠井秀次(4代)道意(3)中村宗哲(2代)

今日のキーワード

カルテット

四重唱および四重奏。重唱,重奏の形態のなかで最も基本的なもので,声楽ではルネサンスの多声歌曲の形式であるシャンソンやフロットラから始り長い歴史をもつ。器楽も同様で,特に弦楽四重奏は室内楽の全レパートリ...

続きを読む

コトバンク for iPhone