非命(読み)ヒメイ

デジタル大辞泉 「非命」の意味・読み・例文・類語

ひ‐めい【非命】

天命でなく、思いがけない災難で死ぬこと。横死。「非命に倒れる」「非命最期

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精選版 日本国語大辞典 「非命」の意味・読み・例文・類語

ひ‐めい【非命】

  1. 〘 名詞 〙 天の命ずるところでないこと。特に、病死老死に対して、災害事故戦いなどで不慮の死をとげること。横死。
    1. [初出の実例]「陛下玉体、実有仁君之相。然恐非命忽至」(出典聖徳太子伝暦(917頃か)上)
    2. 「危哉貴客等若某今一歩おそく来らば必非命(ヒメイ)に死玉はん」(出典:読本忠臣水滸伝(1799‐1801)前)

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普及版 字通 「非命」の読み・字形・画数・意味

【非命】ひめい

非業。横死。また、天命否定。〔墨子、非命下〕命なるは、暴王の作る窮人(述)(の)ぶるにして、仁の言に非ざるなり。

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