横死(読み)オウシ

デジタル大辞泉 「横死」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「横死」の意味・読み・例文・類語

おう‐しワウ‥【横死】

  1. 〘 名詞 〙 殺害されたり、不慮の災難にあったりして死ぬこと。天命を全うしないで死ぬこと。不慮の死。非業の死。
    1. [初出の実例]「聖徳太子の崇峻天皇を、『横死(わうし)の相在(まし)ます』と申させ給ひたりしが」(出典平家物語(13C前)四)
    2. 「親同胞の枉死(ワウシ)を見捨て、いひがひなくも脱れ去りしは」(出典:読本椿説弓張月(1807‐11)拾遺)
    3. [その他の文献]〔南史‐陸襄伝〕

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普及版 字通 「横死」の読み・字形・画数・意味

【横死】おう(わう)し

非命の死。〔宋書、柳元景伝〕世嚴暴異常なり。~世ず。義恭・元景等竝びに相ひ謂ひて曰く、今日始めて死をれたりと。

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