面白(読み)オモシロ

デジタル大辞泉 「面白」の意味・読み・例文・類語

おも‐しろ【面白】

形容詞「おもしろし」の語幹》おもしろいこと。
「今のあさはかなるも、昔の跡に恥ぢなくにぎははしく、あな―と見ゆる筋はまさりて」〈絵合

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精選版 日本国語大辞典 「面白」の意味・読み・例文・類語

おも‐しろ【面白】

  1. [ 1 ] ( 形容詞「おもしろい」の語幹 ) おもしろいこと。多く感動表現に用いる。
    1. [初出の実例]「あはれ あな 於茂志呂(オモシロ) あなたのし、あなさやけ をけ」(出典古語拾遺(807))
    2. 「面白の、花の都や」(出典:車屋本謡曲・放下僧(1464頃))
  2. [ 2 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙 おもしろいさま。興趣の感じられるさま。
    1. [初出の実例]「蒼苔は紅紫の字に映して面白なり」(出典:中華若木詩抄(1520頃)中)

おもて【面】 白(しろ)

  1. おもしろ(面白)[ 一 ]
    1. [初出の実例]「その中にも神楽を奏し少女(おとめ)の袖、返すがへすも面(おもて)白やな」(出典:謡曲蟻通(1430頃))

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デジタル大辞泉プラス 「面白」の解説

面白

金魚体色の名。頭の部分だけが白いものをさす。面被りの逆。「めんじろ」とも「めんしろ」とも読む。

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