音標文字(読み)オンピョウモジ

精選版 日本国語大辞典 「音標文字」の意味・読み・例文・類語

おんぴょう‐もじオンペウ‥【音標文字】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 意味に関係なく、一つ単音、または音節を示す符号として用いる文字日本仮名梵字などの音節文字ローマ字などの単音文字とがある。音符文字。表音文字。音字
    1. [初出の実例]「次は漢字に代ふる音票文字を如何にすべきかと云ふ問題にして」(出典:報知新聞‐明治三九年(1906)七月六日)
  3. おんせいきごう(音声記号)〔いろは引現代語大辞典(1931)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の音標文字の言及

【音声記号】より

…言語音声を表す記号。発音符号,発音記号,音標文字ともいう。ある調音活動によって発せられる音声の最小単位を単音phoneと呼び,この単音を表すのが音声記号である。…

※「音標文字」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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