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表音文字 ひょうおんもじ phonogram

翻訳|phonogram

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

表音文字
ひょうおんもじ
phonogram

言語単位としての音節または音素を表わす文字。前者を音節文字と呼び,後者をアルファベット (音素文字) と呼ぶ。音節文字の例としては日本のかながあり,アルファベットの例としてはローマ字ギリシア文字がある。

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デジタル大辞泉の解説

ひょうおん‐もじ〔ヘウオン‐〕【表音文字】

文字の分類の一。一つ一つの字が意味をもたず、音のみを表す文字。かなローマ字梵字など。音節文字音素文字とがある。音字。音標文字。→表意文字

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百科事典マイペディアの解説

表音文字【ひょうおんもじ】

音だけを表す文字。表意文字の対。アルファベットのように単音を表す音素文字・単音文字と,仮名のように音節を表す音節文字に二大別される。漢字でも万葉仮名のように使えば表音文字になる。

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世界大百科事典 第2版の解説

ひょうおんもじ【表音文字】

言葉を音声面と関連づけて表記する文字をいい,表意文字に対する。単音ごとに表記する単音文字と音節単位で表記する音節文字に分類できる。ラテン・アルファベット(ローマ字)は前者を代表し,日本の仮名文字は後者を代表する。現在地球上で使われる文字の大部分は表音文字であり,なかでも単音文字が大勢を占めている。表音といっても言葉の音声面の単位と厳密に対応させて書き表す文字はほとんどなく,その形態をまとめると,次の四つのタイプになる。

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大辞林 第三版の解説

ひょうおんもじ【表音文字】

文字の中で、一字一字が特定の意味を表すことがなく、もっぱら一つ一つの音声に対応して、その発音を表すもの。ローマ字・アラビア文字・仮名など。音字。音標文字。写音文字。 ↔ 表意文字

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

表音文字
ひょうおんもじ

各字の示す単位が音韻形式、いいかえれば、(1)語形を分割した音節、または(2)音節をさらに分割した子音と母音、に対応する文字体系。つまり、(1)音節文字と(2)字母文字のこと。また、古代文字の表音的部分。漢字など単語文字logographは、一定の形式(音韻)と一定の内容(意義)に結び付いていて、それだけで語義が見やすいので、表意文字ideographとされる。しかし、読音(表音機能)からは離れられない。「木(き)」は、生えてもいるが、「木(もく)」は、筋目だった材である。音韻なくして語は定まらない。音節文字や字母文字では、語形が細かくばらされ、つねに前後をたどらなければ、意義もくみ取りにくい。語をつづらなければならない文字が表音文字phonographとよばれる。そのうち、(1)音節文字syllabographには、(a)開音節(子音+母音)型の「仮名」、(b)開・閉音節(母音+子音)型の「古代ペルシア文字」、(c)子音中心型(アルファベットまがい)の「アラビア文字」やインド系諸文字など、(2)字母文字alphabetには、(a)つなぎ書きの「モンゴル文字」、(b)横並べの「ラテン文字」、(c)音節まとめ書きの「ハングル朝鮮文字)」などがある。
 注意すべきは、仮名書きが1音節を2字または3字で記す場合が多くあることである。たとえば、「今日」の「今(コン)」は一音節だが、「コン」と2字。「きょう」と読んで、1音節なのに仮名では3字になる。むしろ、漢語を漢字表記のままで見れば、1字1音節が実現していることが多い。[日下部文夫]

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世界大百科事典内の表音文字の言及

【チベット文字】より

…範となった文字がどこの文字であったのかについて諸説があるが,グプタ文字説が有力である。 チベット文字は表音文字で,基本的には子音字30とi,u,e,oを表す母音記号4から成り,ほかにサンスクリットを転写するのに用いる子音字6と母音記号3がある。左横書きで,単語の切れ目は示されないが,音節の切れ目は点によって示される。…

【表意文字】より

…漢字は代表的な表意文字であるが,多くの場合1字形が1単語を表記するため,表語文字logogramとも呼ばれる。表意文字は,言葉の意味単位を表記する点で,音声面を書き表す表音文字に対立する。一方,象形文字と呼ぶのは,字形の作り方から分類した名称で,必ずしも象形文字すなわち表意文字とは限らない。…

【文字】より

…文字が(音声)言語を表記するものであるといわれるのはこのような意味においてである。したがって,文字の分類として常識的に行われている〈表意文字〉と〈表音文字〉との別は,後にも述べるように,〈文字〉の性質を正しく表すものといえない。表意的とか表音的とかいう性質は体系としての〈文字〉についてみられるのではなくて,それぞれの体系を構成している個々の要素である〈字〉についていわれることなのである。…

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