頑固一徹(読み)ガンコイッテツ

デジタル大辞泉 「頑固一徹」の意味・読み・例文・類語

がんこ‐いってつ〔グワンコ‐〕【頑固一徹】

[名・形動]自分の考えや態度を絶対に変えようとしないで最後まで押し通すこと。また、そのさま。「頑固一徹生き方
[類語]強硬硬骨頑固

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精選版 日本国語大辞典 「頑固一徹」の意味・読み・例文・類語

がんこ‐いってつグヮンコ‥【頑固一徹】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 自分の考えや態度などを少しもまげようとしないで、おしとおすさま。また、そういう性格
    1. [初出の実例]「吾ながら頑固一徹の生涯を送ったので」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉八)

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四字熟語を知る辞典 「頑固一徹」の解説

頑固一徹

自分の考えや態度などを少しもまげようとしないで、おしとおす様子。また、そういう性格。

[活用] ―な・―に。

[使用例] 早くから母に死なれ、父は頑固一徹の学者気質で、世俗のことには、とんと、うとく[太宰治葉桜魔笛|1939]

[使用例] 頑固一徹の成田老人が伯林までお見送り役を仰せつかったのだから驚くに堪えたるニュースである[今日出海*天皇帽子|1950]

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