顖門(読み)しんもん

精選版 日本国語大辞典 「顖門」の意味・読み・例文・類語

しん‐もん【顖門】

〘名〙 「せんもん(泉門)②」の旧称
童子問(1707)下「又以東莱之博学純正、猶譏其全体史学。皆門頂上之一針也」

ひよ‐むき【顖門】

〘名〙 「ひよめき(顖門)」の変化した語。
※歌舞伎・三人吉三廓初買(1860)四幕「まだ餓鬼同様にひよむきもかたまらねえ分際で」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「顖門」の意味・読み・例文・類語

ひよ‐めき【顖門/門/顋門】

幼児頭蓋骨泉門せんもんのこと。骨がまだ接合していないために脈動に合わせてひくひく動く、頭頂のやわらかい部分。おどりこ。そうもん。

しん‐もん【×顖門】

泉門せんもん1の旧称。

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