デジタル大辞泉 「顖門」の意味・読み・例文・類語 ひよ‐めき【顖=門/=門/顋=門】 幼児の頭蓋骨の泉門せんもんのこと。骨がまだ接合していないために脈動に合わせてひくひく動く、頭頂のやわらかい部分。おどりこ。そうもん。 しん‐もん【×顖門】 泉門せんもん1の旧称。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「顖門」の意味・読み・例文・類語 しん‐もん【顖門】 〘 名詞 〙 「せんもん(泉門)②」の旧称。[初出の実例]「又以二東莱之博学純正一、猶譏二其全体史学一。皆門頂上之一針也」(出典:童子問(1707)下) ひよ‐めき【顖門・顋門】 〘 名詞 〙 ( ひよひよと動く意から ) 新生児の頭蓋の前頭骨と頭頂骨の間がまだ接合していないために動脈の拍動のたびにひくひく動く頭頂の部分。泉門。おどり。おどりこ。しんもん。[初出の実例]「まだひよめきも堅まらぬ態(ざま)をして」(出典:歌舞伎・御摂勧進帳(1773)二番目) ひよ‐むき【顖門】 〘 名詞 〙 「ひよめき(顖門)」の変化した語。[初出の実例]「まだ餓鬼同様にひよむきもかたまらねえ分際で」(出典:歌舞伎・三人吉三廓初買(1860)四幕) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例