デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「願知」の解説 願知 がんち 1439-1527 室町-戦国時代の僧。永享11年生まれ。浄土真宗。越前(福井県)荒井に領地をもつ武士であったが,蓮如(れんにょ)のもとで出家。寛正6年(1465)比叡(ひえい)山の衆徒が大谷廟堂をおそったとき,親鸞(しんらん)の墓や蓮如をまもったという。のち子孫により京都徳正寺の開山(かいさん)とされた。大永(たいえい)7年1月28日死去。89歳。俗名は井上遠仲。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例