たらり(読み)タラリ

デジタル大辞泉 「たらり」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「たらり」の意味・読み・例文・類語

たらり

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
  2. 物の垂れ下がるさま、また、だらしないさまを表わす語。だらり。
    1. [初出の実例]「皆たらりと酔たる躰也」(出典:杜詩続翠抄(1439頃)一)
    2. 「口髭がたらりと生えてゐた」(出典:ロマネスク(1934)〈太宰治〉仙術太郎)
  3. しずくがしたたり落ちるさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「隺林も露たらりと評した事也」(出典:杜詩続翠抄(1439頃)一九)
  4. 滞りなく行なわれるさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「此詩もなにとなく景の句を作てたらりと無事にて事にも不預、述懐を云也」(出典:三体詩幻雲抄(1527))

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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