食物依存性運動誘発アナフィラキシー(読み)ショクモツイソンセイウンドウユウハツアナフィラキシー

デジタル大辞泉 の解説

しょくもついそんせいうんどうゆうはつ‐アナフィラキシー〔シヨクモツイソンセイウンドウイウハツ‐〕【食物依存性運動誘発アナフィラキシー】

小麦製品や甲殻類など特定食物を摂取した後に運動をすることで発症するアナフィラキシーじんましんなどの皮膚症状、下痢嘔吐などの消化器症状を起こし、重症になると呼吸困難・血圧低下・意識消失などを伴い、死亡する場合もある。10代の男性に多く見られる。発症の予防には、原因食物を摂取してから2時間(可能なら4時間)運動を控える必要があるとされる。原因食物を摂らなければ必ずしも運動を控える必要はない。

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共同通信ニュース用語解説 の解説

食物依存性運動誘発アナフィラキシー

特定の食物摂取後に運動負荷がかかることによって誘発される急性アレルギー反応。原因となる食品は小麦製品や甲殻類が多く、運動ではランニング球技が目立つ。複数の食物の組み合わせや、軽い運動で起こることもある。

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日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

食物依存性運動誘発アナフィラキシー
しょくもついぞんせいうんどうゆうはつあなふぃらきしー

特定の食物摂取後に運動することによってアナフィラキシーが誘発される疾患食物アレルギー特殊型で、原因となる食物を摂取しても、摂取後に運動しなければアナフィラキシーは起こらない。

[編集部 2020年12月11日]

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