日本歴史地名大系 「飯沢村」の解説
飯沢村
いいざわむら
飯沢村
いいざわむら
飯沢村
いいざわむら
- 神奈川県:南足柄市
- 飯沢村
北を
近世は小田原藩領。寛永初期の小田原領西筋村々高ノ帳に「高百八石三斗六升四合 飯沢」とある。寛文一二年(一六七二)の村明細帳(県史四)によれば田方七町五反余、畑方九町三反余、山畑三町三反余、用水は上総川より取水し、諸役には柿渋・大梅・枸杞などを出し、農間稼は南方の山々で粗朶を刈り、売出した。寛永初期の家数一五、うち名主一・本百姓六・わき者七・小引一(村々高ノ帳)、寛文一二年の家数三四、うち名主一・本百姓(七か)・柄在家一八・大工一・木引一・禰宜一・山伏一・門屋四、馬一三(村明細帳)、享保一七年(一七三二)の人数二一六(「村明細帳」区有文書)、天保五年(一八三四)の家数四三、うち本百姓二五・無田一八(「村明細帳」区有文書)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報