駆込訴・駈込訴(読み)かけこみうったえ

精選版 日本国語大辞典「駆込訴・駈込訴」の解説

かけこみ‐うったえ ‥うったへ【駆込訴・駈込訴】

〘名〙 江戸時代の越訴(おっそ)一種。町村役人、代官などの手を経ないで、直接三奉行(寺社・町・勘定奉行)所、評定所、または領主その他の権力者の館に駆け込み訴え出ること。特別の理由がある以外は受理されなかった。駆け込み願い。駆込訴訟。駆け込み。
※禁令考‐前集・第二・巻一五・明和二年(1765)三月「駈込訴之儀は、其支配御代官を差越事に候間、御定之趣を以て取上申間敷儀に候」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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