デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高島四郎兵衛」の解説
高島四郎兵衛(初代) たかしま-しろべえ
父氏春とともに天正(てんしょう)2年肥前藤津郡(佐賀県)から長崎にうつり,のち頭人(とうにん)(町年寄)となった。元和(げんな)8年7月12日死去。名は茂春。号は良悦。
高島四郎兵衛(4代) たかしま-しろべえ
長崎町年寄で,延宝4年長崎代官4代末次平蔵の流罪(るざい)後,高木彦右衛門とともに長崎,浦上の支配を命じられた。元禄(げんろく)4年10月1日死去。名は茂村。
高島四郎兵衛(3代) たかしま-しろべえ
長崎町年寄で出島の家主のひとり。島原の乱の際,長崎警備の功により,将軍徳川家光から褒賞をうけた。寛文13年8月8日死去。名は茂卿。
高島四郎兵衛(2代) たかしま-しろべえ
元和(げんな)元年長崎町年寄になった。延宝元年10月3日死去。名は茂定。号は宗悦。