20世紀日本人名事典 「高柳先男」の解説
高柳 先男
タカヤナギ サキオ
昭和・平成期の国際政治学者 中央大学法学部教授。
- 生年
- 昭和12(1937)年4月3日
- 没年
- 平成11(1999)年7月15日
- 出生地
- 愛知県豊橋市
- 学歴〔年〕
- 中央大学法学部〔昭和35年〕卒,中央大学大学院法学研究科博士課程修了
- 主な受賞名〔年〕
- 毎日出版文化賞(第42回)〔昭和63年〕「ヨーロッパの精神と現実」
- 経歴
- 中央大学法学部助手、助教授を経て、昭和51年教授。この間パリ政治学院に留学。エクス・マルセーユ第3大学客員教授、日本平和学会会長などを歴任。平和研究分野の日本における代表的研究者で、フランス外交を中心に国際政治を分析。主な著書に「世界システムと政治文化」「ヨーロッパの精神と現実」「同時代への視座」「パワー・ポリティクス」、訳書にG.プートゥール「戦争の社会学」、J.ガルトゥング「平和への新思考」「構造的暴力と平和」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報