高目(読み)タカモク

デジタル大辞泉 「高目」の意味・読み・例文・類語

たか‐もく【高目】

囲碁で、碁盤の隅の4線と5線の交点

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「高目」の意味・読み・例文・類語

たか‐め【高目】

〘名〙
① めくりカルタによるカブまたはヒキカブあるいは三枚と称する賭博において、七、八、九を高目という。すなわち三枚の札を引き、その合計数が九、一九二九を最高数とし、また一〇、二〇、三〇をゼロ(ブタ)とする遊び。〔随筆・牛馬問(1755)〕
② (形動) (「め」は接尾語) 比較的高いと思われる程度状態
※当世少年気質(1892)〈巖谷小波〉六「少し高めのポックリ(下駄)に緋天鵞絨の鼻緒

たか‐もく【高目】

〘名〙 囲碁で、隅を先占する手の一つ。各隅の四線と五線の交点をいう。江戸時代には小目(こもく)に対し大目(おおもく)といい、現在の一間高ガカリの意味に用いられていた。

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