大目(読み)オオメ

デジタル大辞泉 「大目」の意味・読み・例文・類語

おお‐め〔おほ‐〕【大目】

[名・形動]
大きい目。
200匁(750グラム)を1斤とする量り方。
細部にこだわらず大ざっぱに見ること。寛大に扱うこと。また、そのさま。
「如何に優しい―な政府でも」〈福沢福翁自伝

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精選版 日本国語大辞典 「大目」の意味・読み・例文・類語

おおき‐め おほき‥【大目】

〘形動〙 (「め」は接尾語) 嵩(かさ)、形、音などが比較的大きいこと。
黒猫(1930)〈龍胆寺雄〉一「やや大きめな爆音轟然地面を揺るがして」

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世界大百科事典(旧版)内の大目の言及

【台目】より

…利休の時代には台目という語は普及していなかったので,~畳台目は~畳半と称していたようである。また当初は大目と書かれるのが通例であったが,その成立や性格が台子と関係が深いところから,現在では台目と書かれる。この台目畳を用いて出炉に切ることを台目切という。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」