デジタル大辞泉
「鮎喰川」の意味・読み・例文・類語
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鮎喰川
あくいがわ
徳島県北部を貫流する、吉野川南岸の支流。剣(つるぎ)山地の川井峠付近に源を発し、徳島市の北方で吉野川に合流する。延長43キロメートル、流域面積187平方キロメートル。上流は剣山地を蛇行し、中流では峡谷や谷地をつくる。一帯は上一宮大粟(かみいちのみやおおあわ)神社が開発した古い谷地である。下流は川幅が広く、自然堤防や後背湿地が発達する。下流域には条里制の遺構が残り、国分寺、国分尼寺が立地し、阿波(あわ)国の中心であった。
[高木秀樹]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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