日本歴史地名大系 「鴫立庵」の解説
鴫立庵
しぎたつあん
[現在地名]大磯町大磯
<資料は省略されています>
と詠じたことに由来するという(風土記稿)。文明一八年(一四八六)当地を通った聖護院道興は「廻国雑記」に「鴫たつ沢といふ所にいたりぬ、西行法師こゝにて、心なき身にもあはれはしられけりと詠ぜしより、此所をかくは名づけるよし里人語り侍りければ」として「哀しる人の昔を思ひ出て鴫たつ沢をなくなくそとふ」と詠んでいる。寛文四年(一六六四)小田原の崇雪が庵を結び、五智如来の石像を造り、鴫立庵の標石を建てたという(風土記稿)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

