鹿島志(読み)かしまし

日本歴史地名大系 「鹿島志」の解説

鹿島志
かしまし

二巻

別称 鹿島名所図絵 北条時鄰著

成立 文政六年

分類 地誌

写本 東京大学史料編纂所

版本 内閣文庫・静嘉堂文庫ほか

解説 著者北条時鄰は鹿島神宮神官高田与清成島司直の序がある。上巻は鹿島神宮縁起・摂社・末社・祭礼について記し、下巻は神宮の境内および付近の名所・旧跡・芸能などを載せ、それにもれたものを拾遺の部で収めている。当時盛行の図会形式で、岳亭八島定岡の精密な図が二二葉あり参考になる。通俗地誌であるが、内容が学問的であることに特色がある。


鹿島志
かしまし

一巻 鍋島直条著

成立 貞享二年

分類 地誌

写本 佐賀県立図書館

解説 藤津郡鹿島地方の地誌・社寺由来・物産記述

活字本祐徳稲荷神社史」続編昭和一六年刊

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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