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黒沢琴古(3代) くろさわ きんこ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

黒沢琴古(3代) くろさわ-きんこ

1772-1816 江戸時代後期の尺八奏者。
安永元年生まれ。2代黒沢琴古の子。父の在世中は琴甫(きんぽ)と号した。琴古流3代をつぎ,江戸日本橋に吹合(ふきあわせ)所をもうけ,尺八を指南。門下に久松風陽がいる。琴古流伝承のための貴重な文献「琴古手帖」をのこした。文化13年6月22日死去。45歳。江戸出身。名は雅十(二)郎,のち幸八。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

黒沢琴古(3代)

没年:文化13.6.22(1816.7.16)
生年:安永1(1772)
江戸中・後期の琴古流尺八奏者。本名雅十郎(過去帳には雅二郎とある),のちに幸八と改める。2代目琴古の子。初め琴甫と号して「本町一丁目家主伝右衛門店」に住み,尺八教授を行った。江戸における尺八の名手として門人も多く,久松風陽などもそのひとり。尺八製管を手がけたほか,新曲の創作も多かったといわれる。3代目琴古が記録したと伝えられる『琴古手帖』(成立年不詳)は,琴古流の伝承を知るうえで重要な文献として名高い。4代目琴古(本名音次郎,のち幸八)は弟に当たる。<参考文献>栗原広太『尺八史考』(復刻,1975)

(瀬山徹)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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