デジタル大辞泉 「黒鍵」の意味・読み・例文・類語 こっけん【黒鍵】[曲名] 《原題、Black keys》ショパンのピアノ曲集「12の練習曲(作品10)」の第5番の通称。変ト長調。右手で演奏される主旋律の多くが黒鍵によることに由来し、後年になって名付けられた。黒鍵のエチュード。 こっ‐けん〔コク‐〕【黒鍵】 ピアノ・オルガンなど、鍵盤楽器の黒い鍵。⇔白鍵。[補説]作品名別項。→黒鍵 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「黒鍵」の意味・読み・例文・類語 こっ‐けんコク‥【黒鍵】 〘 名詞 〙 鍵盤楽器の白鍵中に配列された黒色の鍵。チェンバロでは黒鍵が全音程を構成したものもあるが、現在のピアノやオルガンでは一オクターブ一二鍵のうち五鍵を占め嬰・変音を構成。⇔白鍵。[初出の実例]「此鍵板は黒鍵(コクケン)白鍵の二種が並列して居る」(出典:洋楽手引(1910)〈前田久八〉オルガン) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
デジタル大辞泉プラス 「黒鍵」の解説 黒鍵 ポーランド生まれの作曲家フレデリック・ショパンのピアノ曲。『12の練習曲(作品10)』(1829-1832)の第5番を指す。名称は主旋律の大部分が黒鍵によって演奏されることに由来する。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報