鼓神社(読み)つづみじんじゃ

精選版 日本国語大辞典 「鼓神社」の意味・読み・例文・類語

つづみ‐じんじゃ【鼓神社】

  1. 岡山市上高田にある神社。旧県社。祭神吉備津彦命、高田姫命ほか三柱。上代創立で、当地を平定した諸神をまつる。鼓五社大明神。

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日本歴史地名大系 「鼓神社」の解説

鼓神社
つづみじんじや

[現在地名]岡山市上高田

宮山みややまに鎮座する。旧県社で、「延喜式」神名帳にみえる鼓神社に比定される。主祭神は吉備津彦命の后姫の高田姫命で、楽楽森彦命などを合祀する。近世には二宮鼓大明神(「賀陽郡・上房郡寺社改帳」総社市史編さん室蔵)などと称され、上高田かみたかた村・下高田村やまうえ村・石妻いしづま村の氏神。寛永二一年(一六四四)足守藩主木下利当から社領高二石の寄進があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「鼓神社」の解説

鼓神社

岡山県岡山市にある神社。「貞和二年十月二日」(1346年)の刻銘がある宝塔は国の重要文化財に指定されている。

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