鼓神社(読み)つづみじんじゃ

関連語 賀陽郡 別当寺

日本歴史地名大系 「鼓神社」の解説

鼓神社
つづみじんじや

[現在地名]岡山市上高田

宮山みややまに鎮座する。旧県社で、「延喜式」神名帳にみえる鼓神社に比定される。主祭神は吉備津彦命の后姫の高田姫命で、楽楽森彦命などを合祀する。近世には二宮鼓大明神(「賀陽郡・上房郡寺社改帳」総社市史編さん室蔵)などと称され、上高田かみたかた村・下高田村やまうえ村・石妻いしづま村の氏神。寛永二一年(一六四四)足守藩主木下利当から社領高二石の寄進があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android