龍雲院(読み)りゆううんいん

日本歴史地名大系 「龍雲院」の解説

龍雲院
りゆううんいん

[現在地名]松前郡松前町字松城

近世の松前城下てら町に所在。文化(一八〇四―一八)頃の松前分間絵図によると法幢ほうとう寺の南にあたる。曹洞宗、華遊山と号し、本尊釈迦如来。宝暦一一年(一七六一)の「御巡見使応答申合書」によると寛永二年(一六二五)の草創で、法幢寺末寺。「福山秘府」は松前藩二代藩主松前公広の室で大炊御門大納言実益姪(大炊御門実賢娘)が同二年建立、開山は良天とする。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「龍雲院」の解説

龍雲院

北海道松前郡松前町にある曹洞宗の寺院。1625年創建。本堂、惣門、鐘楼などが国の重要文化財に指定されている。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android