原田亀太郎(読み)はらだ かめたろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「原田亀太郎」の解説

原田亀太郎 はらだ-かめたろう

1838-1864 幕末武士
天保(てんぽう)9年8月15日生まれ。備中(びっちゅう)(岡山県)松山商人の子。森田節斎門下学才をみとめられて松山藩士となる。文久3年(1863)中山忠光天誅(てんちゅう)組の大和挙兵にくわわり,敗れて和歌山藩に捕らえられ,元治(げんじ)元年7月20日京都六角獄で処刑された。27歳。名は広。通称一作とも。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android