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スラブ学 スラブがくSlavyanovedenie; Slavic studies

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

スラブ学
スラブがく
Slavyanovedenie; Slavic studies

スラブ諸民族の言語,歴史,文化などを研究する学問の総称。狭義にはスラブ民族の起源,相互関係,文献学の意味にも用いられる。 18世紀にチェコスロバキアポーランド,ロシアに文献学として始り,19世紀中頃になるとスラブ主義の影響もあって,他の民族に比べスラブ民族のすぐれた特徴の研究に重点がおかれた。 19世紀末には,ナショナリズムの運動と相まって,個々のスラブ民族の特徴が強調されるようになった。第2次世界大戦後はソ連を中心に東欧諸国のスラブ民族の歴史的友好関係を主張する研究の方向が出てきた。一方アメリカや日本などでは地域研究の一環として政治や経済も含めた研究に重点がおかれている。

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世界大百科事典 第2版の解説

スラブがく【スラブ学 Slavic studies】

スラブ民族の言語,文学,民俗,歴史,物質文化および精神文化を対象とする総合的な学問。人文科学系の研究分野に属し,第2次世界大戦後にアメリカを中心に盛んになった社会科学系のソ連・東欧研究とは区別される。スラブ学のおこりは18世紀末で,その背景にあったのはスラブ民族意識の高揚である。それは,他民族の支配下にあった西のポーランド,チェコスロバキア,南のバルカン半島のスラブ諸民族のあいだで,民族解放運動ないし独立運動の支えとなった。

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