古代都市ネセバル(読み)こだいとしネセバル

世界遺産詳解 「古代都市ネセバル」の解説

こだいとしネセバル【古代都市ネセバル】

1983年に登録された世界遺産(文化遺産)で、ブルガリア東部、黒海の半島に築かれた、3000年の歴史を誇る都市。もとはトラキア人居住地であったメネブリアで、以後ギリシア植民地ビザンチン帝国の最も重要な要塞の一つとして変遷を重ねた、天然の要塞である。ヘレニズム時代のアクロポリスやアポロ神殿、アゴラ、11世紀に建造されたビザンチン様式聖ステファン教会など各時代の遺跡が残ることから、人類の歴史上、重要な時代を例証するものとして、世界遺産に登録された。◇英名はAncient City of Nessebar

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

百科事典マイペディア 「古代都市ネセバル」の意味・わかりやすい解説

古代都市ネセバル【こだいとしネセバル】

ネセバル

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android