山木 千賀(初代)(読み)ヤマキ センガ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「山木 千賀(初代)」の解説

山木 千賀(初代)
ヤマキ センガ


職業
箏曲家(山田流)

肩書
山田流箏曲家元

本名
小林 勝太郎

別名
前名=山林勾当,別名=山木検校(4代目)(ヤマキケンギョウ)

生年月日
弘化3年 6月30日

出生地
江戸(東京都)

経歴
呉服商の家に生まれる。2、3代目山木検校に師事し、3代目没後、4代目山木を襲名して山木千賀と名乗る。作曲が多く、「三九年川(みくねがわ)」(合作)、「四季の遊」などが代表作。門下から越野栄松、藤井千代賀らが輩出

没年月日
大正10年 6月24日 (1921年)


山木 千賀(2代目)
ヤマキ センガ


職業
箏曲家(山田流)

肩書
山田流家元

本名
山木 重明

別名
別名=山木検校(5代目)(ヤマキケンギョウ)

生年月日
大正4年 3月4日

出生地
東京

経歴
4代目山木検校の孫。初代越野栄松に学び、昭和23年5代目山木を襲名、2代目山木千賀を名乗った。

没年月日
昭和56年 8月8日 (1981年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「山木 千賀(初代)」の解説

山木 千賀(1代目)
ヤマキ センガ

明治・大正期の箏曲家(山田流) 山田流箏曲家元。



生年
弘化3年6月30日(1846年)

没年
大正10(1921)年6月24日

出生地
江戸

本名
小林 勝太郎

別名
前名=山林勾当,別名=山木検校(4代目)(ヤマキケンギョウ)

経歴
呉服商の家に生まれる。2、3代目山木検校に師事し、3代目没後、4代目山木を襲名して山木千賀と名乗る。作曲が多く、「三九年川(みくねがわ)」(合作)、「四季の遊」などが代表作。門下から越野栄松、藤井千代賀らが輩出。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山木 千賀(初代)」の解説

山木千賀 やまき-せんが

1846-1921 明治-大正時代の箏曲(そうきょく)家,作曲家。
弘化(こうか)3年6月30日生まれ。山田流山木家4代。2代,3代山木検校(けんぎょう)にまなび,山林勾当(こうとう)をへて山木千賀を名のる。「頼光」「皇国の光」などおおくの作品をのこした。大正10年6月24日死去。76歳。江戸出身。本名は小林勝太郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「山木 千賀(初代)」の解説

山木 千賀(初代) (やまき せんが)

生年月日:1846年6月30日
明治時代;大正時代の山田流箏曲家元
1921年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の山木 千賀(初代)の言及

【山木派】より

…2世および3世に師事。襲名後,山木千賀と名のる。その作品は,《頼光》《葉山八景》《春の栄》《四季の遊》など非常に多く,町田杉勢との合作《三九年川(みくねがわ)》もあり,さらに富本節の《六玉川(むたまがわ)》《桜七本(さくらななもと)》なども移曲。…

※「山木 千賀(初代)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android