有国(1)(読み)ありくに

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「有国(1)」の解説

有国(1) ありくに

958-1019 平安時代中期の刀工
天徳2年生まれ。京都信濃小路にすむ。宗近(むねちか)の門人とも兼平弟子ともいわれる。渡辺綱羅生門(らしょうもん)で鬼の腕をきった太刀作者とつたえられている。寛仁(かんにん)3年死去。62歳。名は在国,助友とも。通称は獅子有国。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android