CJK統合漢字(読み)シージェーケートウゴウカンジ

デジタル大辞泉 「CJK統合漢字」の意味・読み・例文・類語

シージェーケー‐とうごうかんじ〔‐トウガフカンジ〕【CJK統合漢字】

CJK Unified Ideographs》コンピューター用の文字コード体系の一つであるユニコードに収録されている、漢字集合および文字コード領域のこと。名称中国語(Chinese)・日本語Japanese)・韓国語Korean)の頭文字から。以前はベトナム語も含めてCJKVとよばれたが、ベトナム語はアルファベット表記に移行されたため、CJKとなった。→ハンユニフィケーション

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ASCII.jpデジタル用語辞典 「CJK統合漢字」の解説

CJK統合漢字

中国語、日本語、韓国語で使用される漢字を統合したもの。CJKはChina、Japan、Koreaの頭文字をとったもの。CJK統合漢字では、中国語と日本語、韓国語に使われる漢字のうち字形と文字の意味がよく似ているものを同じ漢字として扱う。このため、日本語の文中に中国語を混ぜたい場合などに不都合があることが指摘されている。Unicodeでは全部で6万5536種類の文字を割り当てられるが、CJK統合漢字はこのうちの2万902文字を使用している。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android