E層(読み)イーソウ

デジタル大辞泉 「E層」の意味・読み・例文・類語

イー‐そう【E層】

地上から約90~140キロメートルにある電離層短波反射する。ケネリーヘビサイド層

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「E層」の意味・わかりやすい解説

E層【イーそう】

電離圏のE領域に存在する電離層電子密度ピークは高度約100kmのところにある。波長100〜400mの電波を反射。このほか突発的に出現,消滅するEs層(スポラディックE層)が観測されている。
→関連項目アップルトン

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「E層」の意味・わかりやすい解説

E層
イーそう
E-layer

地上 90~140kmにある電離層。おもに中波を反射する。電子密度は昼間が最も高く,黒点の極小期には 1cm3あたり105,黒点極大期には約 50%増加するが時間とともに減少し,夜間は 104程度となる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android