GAP(読み)ギャップ

ASCII.jpデジタル用語辞典 「GAP」の解説

GAP

「品質」「安全性」「環境への配慮」などの一定基準を満たした農作物に認められる規格。「適正農業規範」とも呼ばれる。ヨーロッパでは導入が進んでおり、「ユーレップギャップ」が品質保証の大きな判断材料として扱われ、GAP認証を取得していない農作物は農作物市場への参入が難しくなっている。GAPの導入が遅れている日本でも、O(おー)157問題を契機に農作物の安全性に対する疑問の声が出るようになり、農作物の衛生管理マニュアルが登場しはじめた。さらに、2004年から農林水産省が「生鮮農産物安全性確保対策事業」を開始し、「GAP推進検討会」「GAP全国研修会」の開催を通して産地へのGAP導入を進めている。

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知恵蔵 「GAP」の解説

GAP

適正農業規範」のページをご覧ください。

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農林水産関係用語集 「GAP」の解説

GAP(ジー・エー・ピー)

Good Agricultural Practiceの略称。農作物の生産において、農産物の食品安全性や品質確保、環境負荷低減を目的に、適切な生産方法を示す手引きとその手引きを実践する取組。

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世界大百科事典(旧版)内のGAPの言及

【海底地形】より

…(3)地球的規模をもつ大きな大洋の山系。 海裂gapabyssal gap―海嶺または海膨の中の狭い切れ目。 ギヨーtablemount―guyot平頂海山ともいう。…

※「GAP」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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