デジタル大辞泉
「SNS」の意味・読み・例文・類語
エス‐エヌ‐エス【SNS】[social networking service]
《social networking service》個人間のコミュニケーションを促進し、社会的なネットワークの構築を支援する、インターネットを利用したサービスのこと。趣味、職業、居住地域などを同じくする個人同士のコミュニティーを容易に構築できる場を提供している。ソーシャルネットワーキングサービス。ソーシャルネットワーキングサイト。ソーシャルネットワークサービス。
[補説]
2013年10月に実施した「あなたの言葉を辞書に載せよう。」キャンペーンでの「SNS」への投稿から選ばれた優秀作品。
◆始めると、友達が増えたように感じるが、実は増えていない。減ることもある。
wacocoさん
◆煩悩ドッジボール会場。見栄を張ったり、自慢したり、異性を誘惑したりして、物欲や性欲など様々な欲をぶつけ合う場。
zinc in 大坂さん
◆「どや顔」ならぬ「どや文章」の競演場所。
仁さん
◆会ったことのない外国人の趣味を知っているが、隣人の顔も知らないという現象を起こすサービス。
つぼさんさん
◆知り合いの現状を影からこっそりと見守る場所。
タローさん
◆プライバシーの喪失を代償に、「つながっている」安心感を獲得できる場。ハサミと同程度、「使い方」で、毒にもクスリにもなる。
tommyさん
◆電脳空間の井戸端会議。多くの場合、井戸には水ではなく油が湧いている為、火気には注意を要す。
Karinaさん
◆【S】それなりに【N】なかよく【S】していたい。
てらかどりょうすけさん
◆どうでもいい近況報告に呆れつつも、みんな元気でなによりと思う場所。
ゆうさん
◆世界中に公開される日記帳。
すうぱまんさん
◆人生で会うはずのない人々の日常を垣間見ることのできるツール。
ぴこさん
◆人と人のつながりを可視化したもの。
星野るなさん
◆人と人とを結びつけるが、ときに縛ってしまう窮屈なもの。
わらび小僧さん
◆あっという間に広がったコミュニケーションツール。表層的な人間関係を拡大した。
YoKoChinさん
◆人同士のつながりを攪拌するツール。
くらげさん
◆現代において自己と他者の「意識の高さ」を較べ、それぞれ秘密裏に格付けし合うための仮想現実空間。
しゃのああるさん
◆普段会えない友だちと繋がることができる場所。
夬さん
◆発言しなくてもいいのについつい発言してしまう場所。みんなに見られているのでなかなか本音は言えないが、みんなが見ているからこそ本音を叫んでみたくなる場所。
タイガーさん
◆口下手な人たちが、なぜか饒舌になっている不思議な場所。
希望岬さん
◆人間社会の覗き窓。
もーりーさん
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SNS
えすえぬえす
インターネットのネットワークを通じて、人と人をつなぎコミュニケーションが図れるように設計された会員制サービス。ソーシャル・ネットワーキング・サービスsocial networking serviceの略である。日本ではミクシィやGREE(グリー)などが嚆矢(こうし)となったが、その後、フェイスブックやツイッター、LINE(ライン)、インスタグラムなどの利用者が急増している。SNSでは、ユーザーがプロフィールや写真を公開することが多く、そのため実名でのやりとりが一般的になっている。投稿記事は、友達やフォロワーに限定したり、グループ内のみでの通信にするなど、情報の公開範囲をカスタマイズすることもできる。投稿されて共有される内容は、日記などの日常の記録から、社会事象などに対する自身の意見、気になったウェブコンテンツへのリンクやシェアなど、さまざまである。また、写真や動画をあわせて投稿することもでき、インスタグラムのように画像に特化したものもある。他人の投稿に対してコメントしたり、自身の投稿に対する反応を知ったりするのがSNSの楽しみである。ツイッターの「DM(ダイレクトメッセージ)」など特定のユーザーにメッセージを送る機能を使えば、電子メールのように個々のやりとりも可能となる。
市場調査会社のICT総研が行った「2015年度SNS利用動向に関する調査」では、利用者は1か月平均で約36万人増加していき、2015年(平成27)末には6451万人に達するという見通しを示した。40~50代以上の年齢層への拡大が目だち、このまま普及が進めば2017年末には利用者数は6912万人、ネットユーザー全体に占める利用率は69.2%に達する見通しである。
[編集部 2016年5月19日]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
SNS
交友関係を構築するWebサービスのひとつ。誰でも参加できる一般的な掲示板やフォーラムとは異なり、すでに加入している人からの紹介で参加できる。また、サービスに参加しているユーザーの中から、主に自分が選択したユーザー(現実世界での知り合いや、SNSを通じて知り合ったユーザー)と、コミュニケーションする仕組みになっている。そのため、自分の「知り合いのグループ」と、知人の「知り合いのグループ」というネットワークごしに新しい交流が生まれることもある。米国ではグーグル社が2004年1月にサービス開始したOrkut(オーカット)、国内では同年3月に提供を始めた「mixi(ミクシィ)」などが先鞭をつけ、その後もさまざまなテーマを持つSNSが開設されている。
出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報
SNS
ウェブのしくみを使い,インターネット上のコミュニケーションを促進する登録制のサービス.ソーシャルネットワーキングサービスともいう.友人,知人間だけでなく,趣味,居住地,出身校,あるいは「友人の友人」のつながりを通して新たな人間関係を構築できる手段を提供している.参加者がプロフィール,ブログ,写真などを公開する機能,インターネット上のコミュニティを構築する機能,他の参加者のプロフィールやコミュニティを検索する機能などが備わっている.誰でも登録できるものもあるが,参加者からの「招待」がなければ登録できないようにして匿名性を弱めたものが多い.Facebookが代表的.
出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報
知恵蔵
「SNS」の解説
出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報
エスエヌエス【SNS】
インターネットを通じて人と人のつながりを促進し、コミュニティーの形成を支援する会員制サービス。会員は、自分のプロフィールや日記を公開したり、趣味・居住地・職業・出身校などを同じくするコミュニティーに参加したりして、電子掲示板やメッセージの送受信によるコミュニケーションを図ることができる。代表的なサービスとして、「ツイッター」「フェイスブック」などがある。◇「social networking service」の頭文字から。「ソーシャルネットワーキングサイト」ともいう。
出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報
SNS
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(英語: Social Network Service)の略。人と人とのつながりを促進・サポートする、幅広いコミュニケーションを取り合うことを目的としたコミュニティ型のWebサイトのことである。代表的なSNSとしては、MySpace、Friendster、Facebook、などがあり、国内においてはmixiを筆頭にGREE、Yahoo! Daysなどがある。
出典 (株)ネットプロホームページ制作用語集について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
SNS
「Social Network Service(ソーシャルネットワーク・サービス)」の頭文字です。
⇨ソーシャルネットワーク
出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本」パソコンで困ったときに開く本について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報