データを暗号化し、セキュリティを高め、インターネット上で送受信するための通信規約(プロトコル)。ブラウザーとサーバー間を暗号化するsecure sockets layerの頭文字をとった略称。
インターネットで広く使われているホームページ上の画面入力情報の送信や、ファイルをサーバーにアップロード、ダウンロードするときのデータに対して、暗号化鍵(あんごうかかぎ)やデジタル証明書などのセキュリティ技術を組み合わせることで安全性を高める。会員制サイトなどに登録する際の個人情報や、ネットでショッピングする際に必要なクレジットカード番号、企業機密にかかわる情報などを安全に送受信するための不可欠な通信規格となっている。
利用者はURLが「https://~」と「s」が入っていることで、利用しているサービスはSSLを導入していると判断できる。
[編集部]
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(斎藤幾郎 ライター / 西田宗千佳 フリージャーナリスト / 2007年)
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出典 教育ネットワーク情報セキュリティ推進委員会(ISEN)情報セキュリティ用語辞典について 情報
…証明書の規格としてX.509形式を採用しているため,X.509形式をサポートする認証局からの証明書を使うことが可能となっている。
[SSL,SSH]
インターネット上のサーバー/クライアントで安全な通信を実現するために暗号技術を用いて作られているTCP/IPの上位レイヤーがSSL(Secure Socket Layer)である。米国ネットスケープ社が中心となり開発された。…
※「SSL」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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