TIS(読み)ティーアイエス

百科事典マイペディア 「TIS」の意味・わかりやすい解説

TIS[株]【ティーアイエス】

三菱東京UFJ銀行系の情報システム会社。1971年旧三和銀行系の懇親会・みどり会(株)に参加する企業60社の共同出資により設立。システム・インテグレーション業務,VAN・LAN等のネットワーク・サービスの構築ソフトウェアパッケージの開発・販売など幅広い事業を展開。社員の情報処理資格取得に積極的な企業としても知られる。2001年1月,東洋情報システムから社名変更。システム運用などのアウトソーシングサービスが伸びている。2008年インテックホールディングスと共同持株会社ITホールディングスを設立。2011年4月,TIS,ソラン,ユーフィット合併し,新生TISが発足した。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「TIS」の解説

TIS

正式社名「TIS株式会社」。英文社名「TIS Inc.」。情報・通信業。昭和46年(1971)「株式会社東洋情報システム」設立。平成13年(2001)現在の社名に変更。本社は東京都新宿区西新宿。ITホールディングス子会社システムインテグレータークレジットカード・保険・証券など金融向けシステム開発に実績。中国進出の日本企業向けITサービスなど海外事業も展開。東京証券取引所第1部旧上場。平成20年(2008)完全子会社化にともない上場廃止

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「TIS」の意味・わかりやすい解説

TIS
ティーアイエス
TIS Inc.

情報処理サービス会社。ソフトウェア開発および関連機器の販売,戦略情報システム立案・運用などを行なう。1971年三和グループのシステム会社,東洋情報システムとして設立。2001年社名を TISに変更。2008年インテックホールディングスと共同持株会社 ITホールディングスを設立し,その子会社となった。2011年ソラン,ユーフィットと合併。2016年 ITホールディングスが TISを吸収合併し,同時に社名を TISに変更,事業持株会社体制に移行した。

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